MOON and GOLDFISH


MOON and GOLDFISH|監督:飯塚冬酒
2022年|日本|63分|5.1ch|スタンダードサイズ
製作・配給:GACHINKO Film
文化庁「ARTS for the future! 2」補助対象事業
INTRODUCTION
若手俳優×横浜×音楽×群像劇

『MOON and GOLDFISH』は、第34回東京国際映画祭「アジアの未来部門」正式出品『誰かの花』(奥田裕介 監督)や横浜の伝説のライブハウスのドキュメンタリー『FRIDAY』(四海兄弟 監督)など、良質なインディペンデント映画を世の中に送り出しているガチンコ・フィルムの最新作となる。

横浜・横須賀を舞台にした本作は、スタンダードサイズ、モノクロを基調に創られ、観客にどこか懐かしい映画の原風景を感じさせる作品となっている。

『アルプススタンドのはしの方』『銀平町シネマブルース』(城定秀夫 監督)『神田川のふたり』(いまおかしんじ 監督)などの話題作への出演をはじめTVなどでも活躍する平井亜門、『アカリとマキコ』(吉田岳男 監督)で「TOKYO青春映画祭」最優秀助演賞の峰平朔良の他、生沼勇(『蒼のざらざら』上村奈帆 監督)、神林斗聖(『スーパーミキンコリニスタ』草場尚也 監督)、日下部一郎、福本翔、本多正憲ら若手俳優のほか、バイプレイヤー・藤井太一(『マリッジカウンセラー』前田直樹 監督)が参加。

音楽は、ミス日本ドキュメンタリー映画『夢こそは、あなたの生きる未来』(小野篤史 監督)などの映画音楽を手掛けたコンドウヒロユキが担当。
自身も出演するとともに全編を通してコンドウの美しく切ない音楽が拡がっている。

『MOON and GOLDFISH』は、若手俳優たちの演技が光る音楽青春群像劇である。

MOON and GOLDFISH


STORY
こんな世界で、出逢った私たちは。

鉄工所に勤めるシンイチ(平井亜門)が路上で歌うヒカリ(峰平朔良)、取り立て屋のヒロシ(神林斗聖)、工場で働くベトナム出身のグエン(生沼勇)とミシマ(日下部一郎)などの人生が交差していく。

MOON and GOLDFISH


CAST
平井亜門
平井亜門
峰平朔良
峰平朔良
生沼勇
生沼勇
神林斗聖
神林斗聖
藤井太一
藤井太一
日下部一郎
日下部一郎
福本翔
福本翔
本多正憲
本多正憲
森重誘介
森重誘介
村田啓治
村田啓治
コンドウヒロユキ
コンドウヒロユキ
南條みずほ
南條みずほ

MOON and GOLDFISH

DIRECTOR:飯塚冬酒

第34回東京国際映画祭「アジアの未来」部門正式出品作品『誰かの花』(奥田裕介 監督)をはじめ、横浜の伝説のライブハウスのドキュメンタリー『FRIDAY』(四海兄弟 監督)、ゴスペルドキュメンタリー『GOSPEL』(松永大司 監督)『歌と羊と羊飼い』(四海兄弟 監督)、ミス日本ドキュメンタリー『夢こそは、あなたの生きる未来』(小野篤史 監督)などの製作・プロデュースを手掛ける。

MOON and GOLDFISH


STAFF

監督:飯塚冬酒
脚本:四海兄弟
撮影:岩川雪依
録音:横田彰文
ヘアメイク:ayadonald
メイク助手:成美
衣装:大里綾子
制作:田村専一
スチール:塩出太志
助監督:遠山浩司 / 長澤秀和 / 野澤龍平
現場応援:原拓海 / 八木駿之介 / 町田智哉
歌唱指導:コンドウヒロユキ
プロデューサー:甲斐玲子

MOON and GOLDFISH


COMMENT
高橋長英(俳優)

片隅に追いやられて生きている痛々しくヒリヒリする様な青春の群像劇だ。皆各々必死にあがいて、もがき苦しんで生きているのだが、たいていの者には明るい未来は想像出来ない。
中には必死に頑張って大学受験し大学に行く者もいるがはたして後に「希望」は待っていてくれるのだろうか(そうだといいが)。
虐げられてる者がより弱い者を見つけてガス抜きをする。
その構図はこの映画の小さな町工場でも同じだ。それに流される者、少数だがそれに抗うもの・・・・・世界の縮図を見ている様だ。
考えて見れば自分の青春時代を(もう60年以上前の事だが)観ている様でこちらの胸まで痛くなった。大方の観た人はこの映画の登場人物の誰か一人に自分が重なって来るのではないだろうか。

吉行和子(俳優)

登場人物の一人一人が、演技を越えた生の言葉でぶつかり合い、気持ちよく伝わって来ました。
彼や彼女たちが、未来に向かって強く生きていく事を期待しました。
ラストのカラフルな衣装で歌う声に希望が湧きました。

林海象(映画監督)

壮年の新人監督が描く、若い二人の純情恋愛映画。日陰に咲く男女に未來という光は差すのだろうか?

いまおかしんじ(映画監督)

働いたり勉強したり歌ったり。みんな必死に自分の居場所を探してる。マジメにやってるのに何かうまくいかない。ずっとガマンしてギリギリで生きてる。誰かと出会ってホンの少しだけ息がつける。その喜びが写ってる。

大﨑章(映画監督)

このモノクロームの輝きはどこから来たのだろうか。
スクリーンから、キャスト、スタッフの実直で素直な映画への思いが伝わってくる。
今まで何度も歩いた横浜橋商店街が全ての人の思い出になるマジック。
あの時が一番幸せな時間。その瞬間の色はどんな人にも夢のような色彩で心に残っている。

犬童一利(映画監督)

人物の姿勢が印象的な映画でした。
前屈みな姿勢とモノクロによる閉塞感。
その閉塞感にどこか共感を覚えながら、彩りが宿る瞬間を楽しみに観ていました。
自分自身に問いかけられてるかと思うシーンが二度ほどあり、ドキリとしました。

柴田啓佑(映画監督)

淡々と進む時間によって、ただただ日々を生きるということが叙情的な物語であることを突きつけてくる。
生きるのはこんなにも生々しいものなのか。息遣い、言葉、音の一つ一つに耳を澄まさずにはいられなくなった。

辻野正樹(脚本家・映画監督)

全ての登場人物が、ちゃんと街の中に本当に生きている。とても繊細で、美しい青春映画。

奥田裕介(映画監督)

どこにも行けない人たちをコンドウヒロユキの音楽が包み込んでいる。
様々なところから集まっているのに、感情には同じように色がある。

小野瀬雅生(クレイジーケンバンド ギタリスト)

モノクロームで淡々と綴られる誰かの時間。時々クロスする気持ち。時々笑顔。時々カラー。でも大部分は辛い。街は暗く空虚で、でもちょっとだけ優しい。
そして音楽だけが変わらずにそこにある。完全でなくても、いつまでも。

MOON and GOLDFISH

THEATER
東京都
新宿K's cinema 上映終了 WEB
シモキタ-エキマエ-シネマ K2 上映終了 WEB
シアターギルド 代官山 上映終了 WEB
神奈川県
横浜シネマ・ジャック&ベティ 上映終了 WEB
愛知県
シネマスコーレ 上映終了 WEB
大阪府
シアターセブン 上映終了 WEB


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宣伝・配給:ガチンコ・フィルム
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平井亜門
平井亜門


『アルプススタンドのはしの方』(城定秀夫 監督)、『ほとぼりメルトサウンズ』(東かほり 監督)、『神田川のふたり』(いまおかしんじ 監督)などの話題映画作品への出演のほか、TVドラマ・声優などに活躍の幅を広げている。今後注目の俳優。
2023年の出演作は『銀平町シネマブルース』(城定秀夫 監督・いまおかしんじ 脚本)、『はざまに生きる、春』(葛里華 監督)、アニメ「UniteUp!」(TOKYO MX ほか)、ドラマ「ガチ恋粘着獣」(ABC・テレビ朝日)ほか。

峰平朔良
峰平朔良

『アカリとマキコ』(監督:吉田岳男)でTOKYO青春映画祭 最優秀助演賞の受賞ほか、CM「Windows 11」など映画・CM・PVなどで活躍する若手女優。

生沼勇
生沼勇

『蒼のざらざら』(上村奈帆 監督)、『あの一瞬とそれ以外全部』(奥田祐介 監督)、『上飯田の話』(たかはしそうた 監督)などの若手実力派監督の作品に多く出演。舞台などでも活躍。

神林斗聖
神林斗聖

映画やドラマを中心に活動する若手俳優。『あの一瞬とそれ以外全部』(奥田裕介 監督)、『スーパーミキンコリニスタ』(草場尚也 監督)などに出演。

藤井太一
藤井太一

CM、インディペンデント映画で活躍するバイプレイヤー。『マリッジカウンセラー』(前田直樹 監督)、『HAKONIWA』(若松宏樹 監督)、『BY THE WAY -波乱万丈-』(名倉健郎 監督)などに出演。

日下部一郎
日下部一郎

映画『若者よ』(鈴木太一監督)、『東京ノワール』(ヤマシタマサ監督)、『上飯田の話』(たかはしそうた監督)、日清食品CM『カレーメシ』(ナレーション)等に出演。

福本翔
福本翔

映画、舞台を中心に活動中。影のある役柄から実直な役柄まで幅広く演じる若手俳優。『北風アウトサイダー』(崔哲浩 監督)

本多正憲
本多正憲

『上飯田の話』(たかはしそうた 監督)、『月の道』(市川徹 監督)などに出演。ほか舞台、CMなどでも活動中。

森重誘介
森重誘介

1999年ナレーター/ラジオDJとしてデビュー。
映画「JUNKFOOD」(山本政志監督)に感銘を受け映像俳優に転向。
『ソーリーベイベー』(田村専一 監督)、『時時巡りエブリデイ』(塩出太志 監督)、『ナイト・トーキョー・デイ 』(イザベル・コイシェ 監督) 、『Three☆Points』(山本政志 監督)、『冴え冴えてなほ滑稽な月』(島田角栄監督)などの映画出演のほか、BENNIE K、浜崎あゆみ、湘南乃風、EXILE TRIBEなど数多くのMVにも出演。

村田啓治
村田啓治

インディペンデント映画を中心に活躍する唯一無二のキャラクターで愛される俳優。
『PARALLEL』『THE TOUCHER 寂しすぎて、超能力に目覚めてしまいました。』(田中大貴 監督)、『次は何に生まれましょうか』『彼女たちの話』(野本梢 監督)、『時時巡りエブリデイ』(塩出太志 監督)などに出演。

コンドウヒロユキ
コンドウヒロユキ

シンガーソングライターやバンドを経て、2019年からビートメイカーとして、レイドバックしたインストゥルメンタル・ヒップホップを制作している。
これまで発表した多数のシングルやアルバムは、Spotifyの公式プレイリストに追加されるなど国内外の多くのリスナーに聴かれている。海外のレーベルからのリリースや、様々な国のアーティストとのコラボ作品を発表したりと、SNSを通じてボーダレスに活動中。

南條みずほ
南條みずほ

東京都瑞穂町の米軍ハウスの自宅にて生まれる。幼い頃から家族で「南條ファミリーバンド」としてステージに立つ。
現在は、映画やドラマ等で活躍中。弾き語りでライブ活動も始めている