>パロディスター


パロディスター|監督:長棟航平|出演:マッド・アマノ|プロデューサー:飯塚冬酒|2022年|日本|73分30秒|ステレオ|16:9|製作:cinefil & GACHINKO Film
INTRODUCTION
フェイク?ドキュメンタリー?パロディ?

パロディスト、マッド・アマノ。写真を切り張りして作品を製作するフォトモンタージュという技法を用い、社会を風刺するアート作品を世に送り出す、1970年代から活躍するパロディストである。
マッドが山岳写真家・白川義員の写真をに巨大なブリヂストンのタイヤを日本初のパロディ裁判は16年もの長きにわたり続き、以降の日本の著作権の意識に大きな影響を与えた。
日本を代表するパロディスト、マッド・アマノのドキュメンタリーをつくることになった長棟航平は、ミュージックビデオなどで活躍する若手映像作家である。
全く分野の違う二人の邂逅により、本作は生まれた。
ドキュメンタリーなのか、フェイクなのか、観る人を惑わす作品が誕生した。

パロディスター


STORY

ミュージックビデオ界で活躍する若手映像作家・長棟航平が、「日本を代表するパロディスト」マッド・アマノのドキュメンタリーを撮影することになった。
のらりくらりと撮影を躱し、飄々と嘘かまことかを語るマッド・アマノ。
マッドとの距離が縮まらず、思うようにドキュメンタリー制作が進まず悩む長棟航平。
やがて長棟の提案により、ひとつのプロジェクトが生まれた。
小さなプロジェクトだが、そのプロジェクトは長棟の周囲の若者たちに影響を与え、マッドと若者の交流が生まれる。

パロディスター

MAD AMANO

マッド・アマノ


1939年7月28日 東京生まれ。
東京藝術大学美術学部工芸科図案計画卒(1962)
「FOCUS」にて「狂告の時代」20年連載。月刊「創」、月刊「紙の爆弾」、季刊「EYEMASK」、経済専門誌「ZAITEN」、東京新聞(“嘲笑点”)、「十勝毎日」などにパロディーとコラム連載。
「パロディって何なのさ」「リトルボーイとファットマン」、「謝罪の品格」、「原発のカラクリ」など著書多数。
日本法曹史にのこるパロディ裁判は、日本の著作権にまつわる判例において特別な位置にある。

DIRECTOR:長棟航平

長棟航平


1988年5月31日 兵庫県生まれ。
2011年 大阪芸術大学卒業制作映画「夜が終わる」でCINE VIS CINEMA2013 準グランプリ受賞。
監督、撮影、編集を自分で行うプロジェクトclementine[video boutique]を立ち上げ、通算100本以上のインディーズロックバンドのMVを製作している。

PRODUCER:飯塚冬酒

飯塚冬酒


1月29日 東京生まれ。
『誰かの花』(奥田裕介 監督)、『FRIDAY』(四海兄弟 監督)、『夢こそは、あなたの生きる未来』(小野篤史 監督)、『GOSPEL』(松永大司 監督)などの製作・プロデュースを務める。
マッド・アマノとは25年以上の交友を持つ。

STAFF

撮影・編集・監督:長棟航平
撮影協力:中田敦樹 / 敦賀零
整音:東遼太郎
音楽:高田風

THEATER
東京都
新宿K's cinema 2023.7.8(土)~7.21(金) WEB


Twitter  Instagram  FB  ガチンコ・ショップ
宣伝・配給:ガチンコ・フィルム
TOP